令和5年7月1日に発生した山口地方の集中豪雨により椹野川が増水したため、本所にある平川養魚池の全面が冠水し、約5万匹の鮎が流出してしまいました。養殖池には大量の土砂や草木が流入しましたが、連日の撤去作業等により、ようやく復旧に目処がつきました。今後は、電気設備機器の改修工事や養殖池の補修工事に取り掛かる必要があります。全国的なニュースになったこともあり、各所からお見舞いや励ましのお言葉を賜り、誠にありがとうございました。心から御礼申し上げます。
今回は、平成21年(2009年)に約20万匹の鮎を流出させた経験を生かし、当面出荷する鮎は仁保養殖池で飼育しており、流出した鮎は9月以降に出荷予定の小型サイズがほとんどだったので、被害は最小限で食い止めることが出来ました。9月以降の鮎の出荷について生産計画を再検討する必要がありますが、当面の鮎の販売や夏休み期間中の鮎のつかみ取りについては予定どおり対応いたします。引き続き、ご愛顧のほど宜しくお願い申し上げます。